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福岡市発・元祖厚切りポテトチップス

福岡市発・元祖厚切りポテトチップス

オートメーションでは出せない手作りならではの厚み・歯ごたえのあるこだわったポテトチップスです。カリッとした食感が特徴で、地元で長年愛されています。一番人気の定番「しお味」のほか、福岡ご当地の味など5種類を詰め合わせました。

福博食品

福博食品 松本英治さん

福岡市では知らない人がいないほど有名な、福博食品の直営店「ポテトハウス」の手づくりポテトチップス。カリッとした食感が特徴の厚切りポテトはもらってうれしい手みやげや安心して食べられるおやつとして長年愛されています。
ポテトチップス愛好家からの評判が高く、テレビや雑誌などで取り上げられることも多いポテトチップスのおいしさの秘密とは?

1973年の創業当時からポテトチップス製造ひと筋、今年50周年を迎える福岡市東区松島「福博食品」の代表取締役 松本英治さんに話を聞きました。


――「福博食品」のポテトチップスの歴史を教えてください。

1973年に先代の父が福岡市博多区千代にポテトチップス工場を創業しました。

ちょうど50年前ですが、まだ今のようにポテトチップスが一般的ではない時代です。きっかけは福岡市にあった米軍基地の関係者から、アメリカで流行っているお菓子としてポテトチップスを紹介されたこと。かりんとうなどを作っていた会社から工場や設備を引き継ぎ、ポテトチップスの製造を始めました。

最初の3~4年は「こんなものは売れない」と取引先もなかなか見つからないという苦労があったようですが、10年ほど経った頃には受け入れられるようになり、会社も軌道に乗ったそうです。最初は業務用が中心でしたが、駅のおみやげコーナーやスーパーマーケットなどでの販売も始まり、一般の方にも広く親しまれるようになりました。

2007年には工場の隣に直営店「ポテトハウス」をオープンし、できたてのポテトチップスを販売しています。

――ポテトチップス作りのこだわりを教えてください。

当社のポテトチップスは創業以来、手づくりにこだわっています。製造工程でもちろん機械も使いますが、すべてをオートメーション化することはありません。ジャガイモを切るスライサーの調整や揚げる鍋の火力調整、揚げ上がりの見極め、揚げたポテトチップスへの塩振りなど、すべてを機械任せにすることなく人の手や目を通して製造を行っています。

また、ジャガイモはすべて国産を使用しています。北海道産が中心ですが、時期によっては熊本産のものも使用しています。収穫時期や品種によって仕上がりが違うので、その都度厚みや揚げ時間の調整が必要になります。さまざまなフレーバーのなかでも特に「しお味」には強い想いがあり、「塩は量るな。量ったら機械が作ったのと変わらない」という父の言葉を守って職人が目分量で塩を振っています。

味が安定しないのでは?と思われるかもしれませんが、微妙に変わる塩加減も手づくりのよさとして楽しんでいただければと思います。

――福岡市でものづくりを行うことに、どのような想いをもっていますか。

創業から16年後、事業の拡大に伴い工場を博多区から移転する際、もっと大きい工場をと他市・他県への移転を進められることもありましたが、父は創業の地・福岡市にこだわり、東区を選びました。福岡・博多を意味する「福博」を社名にもつ会社として、福岡市内でポテトチップスを作り続けるということは今後も守っていきたいと思います。また、福岡ならではのフレーバーの開発にも取り組んでいきたいですね。
 

――「福博食品」のふるさと納税返礼品について教えてください

一番人気の「しお味」をはじめ、ガーリックをベースにパプリカやバジルをブレンドした「奇跡のスパイス」、福岡らしい「明太子」、大人も子どもも好きな「コンソメ」、ちょっと甘めの醤油が後を引く「九州しょうゆ」の5種類、各2袋をお届けします。

定番のほか、福岡や九州らしさを感じられる味わいを選んでいます。

――ふるさと納税返礼品の寄付者へメッセージをお願いします。

50年間、手づくりの味を大切にポテトチップスを作ってきました。厚切りのポテトチップスならではのジャガイモの風味と歯ごたえのある食感をみなさんでお楽しみください。

また、福岡市にお越しの際はすべてのフレーバーが揃う直営店に足を運んでいただければうれしいです。

お問い合わせ先

〒812-0062 福岡県福岡市東区松島3丁目4−10

TEL:092-204-7773