ふるさと納税を楽しむ

【博多の土産】努努鶏 手羽中骨付

博多土産「努努鶏」冷やして食べる唐揚げです。
冷凍庫から出して自然解凍(常温)5分~10分で召しあがれます。
昭和56年から手土産やご自宅のおつまみとしてリピートいただくことも多いこの味をご賞味ください。
パリパリの食感、ピリ甘辛の味付けが一度食べたらクセになること間違いなし。
決して温めないでください。

株式会社 努努鶏

代表 濱部義隆さん

 子どもから大人までに愛されるから揚げといえば、揚げたてアツアツ、ジューシーが一番!そんな常識を180度覆した、冷やして食べるから揚げ「努努鶏(ゆめゆめどり)」。「決して温めないでください」という注意書きと共に販売される「努努鶏」は、一度食べたらわかるおいしさと、誰かに教えたくなるユニークさが多くの人の心をつかみ、福岡の名物のひとつとして全国で親しまれています。

 先代が生み出した「努努鶏」のおいしさを守りつつ、進化を続ける代表の濱部義隆さんにお話を聞きました。

――「株式会社 努努鶏」について教えてください。

 「株式会社 努努鶏」は冷やして食べるから揚げ「努努鶏」の販売を行う会社として2015年に設立しました。製造は、1972年に父が創業した「有限会社 鳥一番フードサービス」が行っています。

 父はもともと鉄工所に勤めていたのですが、自分の力を試したいという思いから起業を考えるようになったそうです。どんなものが受け入れられるかとリサーチをしている時に気づいたのは、福岡市には焼鳥店が多く、どこも繁盛しているということでした。ただ、焼鳥店にいるのは仕事帰りの男性ばかり。きっと子どもや女性もおいしい焼鳥を食べたいだろうと思い、焼鳥の移動販売を始めたのが「鳥一番フードサービス」の始まりです。今でもスーパーの店頭などでよく見かける焼鳥の移動販売は、当社が最初に始めたと言われています。
 

――「努努鶏」の商品について教えてください。


 冷やして食べるから揚げ「努努鶏」は、40年以上前に誕生しました。焼鳥の評判がよく、西日本一帯での催事出店やデパートの常設店など事業を拡げていた父は、鶏惣菜の販売も始めます。最初は普通のから揚げを作っていたのですが、それではほかのお店と変わらないと言って生み出したのが“冷やして食べるから揚げ”でした。味には自信があったのですが、冷凍食品のイメージがよくない頃ということもあり、売上は伸び悩んだそうです。そこで、試食をしてもらったところ、おいしいと言って買ってくれる人が増えていったそうです。

 人気が出てきたので特別な名前を付けようということで、名づけを任されたのが中学生だった私。その頃読んでいた中国の歴史小説に出てくる「努努(ゆめゆめ)疑うことなかれ」という言葉が頭にパッと浮かび、辞書で調べてみたところ「努努」には「一つのことを貫き通す」という意味があることもわかり、鶏ひとすじの父の仕事にぴったりの名前ということで1981年に「努努鶏」という商品名になりました。

 それから40年以上が経った今も「努努鶏」は多くの方々から支持をいただき、今も年々販売数が伸びています。私たちは営業活動を一切行っていないのですが、お客さまの口コミによって全国各地で楽しんでいただいているのはうれしいことです。また、独自の作り方をホームページなどで公開していますが、この味は当社にしか出せないものだと自負しています。

――福岡市でものづくりを行うことに、どのような想いをもっていますか。

 父が焼鳥店の繁盛ぶりを見て、焼鳥の移動販売を思いついたように、当社は福岡の鶏料理文化から生まれた会社です。こうして当社の商品が福岡から受け入れられていき、現在は全国で楽しんでいただいているのも、その文化があったからこそだと思います。これからも鶏ひとすじに、この地で事業を続けていきたいと思っています。

――「努努鶏」のふるさと納税返礼品について教えてください。

 サクサクパリパリの食感と甘辛いタレが特徴の、冷やして食べるから揚げ「努努鶏」が当社の返礼品です。サイズ違いの2種からお選びいただけます。温めたりする手間もなく、すぐに食べることができるので、気軽な贈答品としてもよろこばれています。

――寄付者の方にメッセージをお願いします。

 当社は営業を行わないことをポリシーとしているので、食べてみてくださいとは言いませんが、一度召し上がるとファンになっていただけることが多い商品です。私たちは、ほかの会社やお店にはない、独自のから揚げをこれからも作り続けていきます。

お問い合わせ先

有限会社 鳥一番フードサービス

〒811-1346 福岡県福岡市南区老司1丁目33−1

TEL:092-565-8893